サービス管理責任者(サビ管・児発管)の名前だけ貸してください。

障害福祉、就労継続支援関係者の方からよく相談がきますが、サービス管理責任者(サビ管)の名前だけ貸してくれる人いませんか?という方がいます。サービス管理責任者の名前だけ貸してくださいと言われる場合は、大体の場合が2つのパターンに分類します。

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サービス管理責任者の名前だけ貸して(名義貸し)とは

1・事業所の設立予定日が●月予定だが、入社を予定していたサビ管の入社がズレそう(またはキャンセル)。そのため誰か名義を貸してくれる人はいないか

2・サビ管やめちゃった!サビ管いなくてもバレないから、名義だけ貸してくれないか。

その他にも名義貸しの細かく、いくつかパターンがありますが、多いのはこの2つかと思われます。

名義貸しを考える人とは?

1は、入社予定だった人が、退職願いを在職中の会社に出した途端、事業所から引き止められてしまった。これは本当に多いです。そして利用者に情があるため、引き留められてしまうケース、多いです。それによって就労支援事業所開所が遅れる事は少なくはなく、開所までできなかった事業所も存在します。

2は、本当に良くないです。

名義貸しで実際に貸している人もいるのかと思います。求人募集サイトに業務委託でサビ管募集出している会社もありますが、那覇市の場合は雇用が条件になるため業務委託はNGです。というか、業務委託でOK出す市町村や都道府県があるのか不思議です。

ペナルティを怖がって給与上げすぎ問題

しかし、サービス管理責任者の不在が2ヶ月続き3ヶ月目から減算になるため、一瞬だけ入社させるA型B型事業所もあります。モニタリングができないこと、新規受付ができない(個別支援計画が作成)など、サビ管不在の場合はA型B型事業所の運営にも関わりますが、それを無視してまで強行する事業所があるのでびっくりです。

サービス管理責任者との繋がり方は人それぞれ

経営者や今から就労継続支援事業を設立する方は、サビ管不在にならないように、また、なったとしても大丈夫な体制づくりが必要になります。サービス管理責任者 = 代表取締役 のパターンもありますが、企業として雇用をするのであれば、計画を立てて進めてください。

メモと注意

注意:私たちクロシカも含めて、障害福祉に関する情報を発信しているYoutubeやSNS、そしてブログを多く見ます。その発信の中で「地方権者に確認」という言葉がある通り、沖縄では申請OKだったが、大阪ではダメなど、地域によって役所の障害福祉課の判断が違ってきます。

※とくに、サービス管理責任者の要件は地域によって違うケース、必要な書類が違うケース、さらにいうと、前回通ったのに、別でサビ管登録しようと思った時にできないケースが多々見受けられます。

しっかりと窓口に確認をしてから採用に進めて下さい。窓口で確認する際にも、本人ではなく雇用側から確認しないと受け付けてくれない場合も・・・。臨機応変に進めていってください。

サビ管雇用の相談受け付けます

サービス管理責任者や管理者向けに相談会も実施しています。不定期ですが、ご連絡お待ちしております。人員配置の前に、直接支援のスタッフが集まらない事業所も多いです。誰にも相談できないこともあるので、黒鹿(クロシカ)にご相談を。

サービス管理責任者の名義貸し記事が好評のためパート2の記事も配信しております。

パート2:サービス管理責任者(サビ管・児発管)の名前だけ貸してください。貸す側への対策。借りる側の対策

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