就労支援、介護などの車両はレンタカーかリースか、購入か。メモ

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就労支援(障害者・障害児)、介護(デイ)など、福祉事業は送迎車が必要です。そこで毎回相談されるのが、車両は「レンタル」か「リース」か、「購入」した方が良いのかを相談されます。おおまかにどうったメリットデメリットがあるかご紹介します。

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福祉事業車はレンタルかリースか、購入か

今回の事業規模は中小零細企業に限ります。また、親会社、グループ会社がなく、単独で福祉事業を行っている事業所向けに考察していきます。保険の話は複雑なので、今回保険の話は無しで進めます。

レンタカーのメリットデメリット

レンタカーのメリットは、契約審査がなく、すぐに借りれること。また、レンタカーなので車検はレンタカー会社が通します。初期費用がかからない、車庫証明が必要ないのもメリットです。

いつでも解約できるのはありがたいですが、リース料金と比較すると割高になります。

リース車のメリットデメリット

リース車は契約まで時間がかかります。リース業者によっては車検を会社で行う場合と、借りている側が行う場合とさまざま。初期費用がかかる場合もあります。車庫証明は必要ないでしょう。

長期の契約なので、福祉事業が順調に進むのであれば良いですね。

契約期間も最近では短期間から可能なプランもありますが、大体が3年〜10年(7年が多い)です。中小の場合あまりメリットを感じません。銀行から借入を考えている場合は、リースかレンタルかで評価が変わる場合もあるそうなので、スタートアップの場合は、経費削減や財務状況の改善も必要ですが、利用者集めに力を入れてください!

そういった意味では大きなメリットを感じません。

購入のメリットデメリット

一括購入の場合現金が必要になります。お金がない場合は借入かローンでの購入になります。就労支援事業は個人事業主が多く税金に詳しくない人も多いのでつけ加えると、購入する場合、新車でも中古車でも減価償却がかかります。そのため多くの税金を支払う可能性もでてきます。また保険料の支払い、重量税など、一般的な支払いが生じます。地域によっては車庫証明が取れないことも。税理士に相談えきる場合はそういった事もご相談ください。一括償却、購入時期、車両登録してからの年数で対応が変わります。

まとめ

一番最初にも記載したように、今回の記事は中小企業、零細企業の場合ですが、相談にくる事業者の財務状況を確認すると、銀行から借入してB型就労支援事業やA型、介護事業をスタートする事業所が多くみられます。一番経費を圧迫するのは人件費以外では、賃貸料と車両、移動費になります。

売上が安定するまではレンタカー(割高)、ある程度売上が見込める様になればリース(レンタル安い)か購入(税金対策にはなり辛い、中古車は壊れたり維持費が膨れる)で考えた方がいいです。

何も考えずに補助金、助成金で車両を安く手に入れましょう!

あれやこれやと考えて前に進まない、えいやー!と初めてコスト高になる怖さ、そういった事考えずに、補助金や助成金を利用し事業を健全に進めた方がよいと思います。前回の記事↓でも紹介したように、「準備」イコール「仕事」そして経営の健全化につながり、スタッフ満足度があがります。

1ヶ月前の仕事、3ヶ月前の仕事、1年後の仕事、2年間の仕事。障害福祉サービス、就労継続支援事業所は計画が重要

また、団体によっては社会福祉法人等に車購入の補助金を出しているので、そちらも合わせて調べてみてください。

競輪とオートレースの補助金

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